2007年01月に作成された内容


2007/01/30(火)

日本私立大学連盟 企画委員会・常務理事会

 日本私立大学連盟 企画委員会・常務理事会に出席。

2007/01/29(月)

文部科学省 中央教育審議会大学分科会

 文部科学省 中央教育審議会大学分科会に出席。

2007/01/24(水)

国際関係学科三浦教授、金城教授最終講義

 2007年3月末で定年退職される国際関係学科三浦永光教授、金城清子教授の最終講義を拝聴し、その後に開催された送別会に出席しました。
 両教授には長年にわたり津田塾大学の運営と教育にご尽力いただいたき心より感謝申し上げます。

三浦教授
最終講義をされる三浦教授

金城教授
最終講義をされる金城教授

送別会で挨拶をいたしました
送別会で挨拶をいたしました

留学生 Farewell Party

 津田塾大学で留学生活を送り、本国に帰国する学生たちを送るためのパーティに出席し挨拶。本国へ帰国してからも津田塾大学での経験を活かし、ぜひ活躍の場を広げて欲しいと思います。

2007/01/21(日)

大学入試センター試験実施

 1月20日(土)、21日(日)に津田塾大学を会場として大学入試センター試験が開催され、試験実施本部に詰めました。

2007/01/16(火)

大学基準協会理事会

 大学基準協会理事会に出席。

2007/01/15(月)

東京農工大学 経営協議会

 委員となっている国立大学法人東京農工大学の経営協議会に出席。

大学のフロンティア-女子大学のこれから

民主教育協会誌 『現在の高等教育』 No.487 (2007年1月)

はじめに
 少子化の動きに伴って大学がさまざまな分野での改革を手がけ始めてから、かなりのときが過ぎた。それらの改革が成功したと思われる部分も多いが、改革の成果がみられないところも、当然ある。大学は、まだまだ努力を続けなければならないとの感を強くしている次第である。その努力の基盤になるべきもの、あるいは、言葉を換えれば、その努力を推し進めるべきものは、大学 の今後を見据えたビジョンであり、夢であり、期待である。そして、そのビジョンの根底には、大学の建学の精神、あるいは教育理念がはっきりと存在しなければならない。
   大学教育を受けた女性が多様な分野で活躍している現代の社会をみると、「女子大生亡国論」が唱えられたのは、いまや遠い昔のことだと誰もが納得する。しかし、女性だけを学生として受け入れる女子大学の意義はあるのか?あるとすれば、どこにあるのか?
 ここでは、1900年に、女子に教育を与える目的で創設された女子英学塾(現在の津田塾大学)を例に、女子大学にとってのフロンティアについて考えてみたい。1世紀以上前、女子が教育を受けることか難しかった時代に創設された女子のための高等教育機関が唱えた教育理念が、両性の平等が当たり前になった現代の男女共同参画社会にも生きているのか?そして、女子大学には、どのような可能性があるのか、どのようなフロンティアが期待されるのか?

建学の精神を現代に生かす努力
 まず、建学の精神を現代に生かす努力がどのようになされ、どれほどの効果を上げているのか、女子大学である特色はあるのか、を眺めてみることから始めたい。
 日本最初の女子留学生として11年間をアメリカで過ごした津田梅子が自らの使命とみなしたのは、日本の女性に高等教育を提供する学校を創設することであった。19世紀末の日本において、女性が自立するためには教育が必要であると考えたからである。女子英学塾開学にあたって梅子が掲げた教育の理念は、次のようにまとめられる。真の教育は優れた教師と意欲ある学生によって育まれること。学生の個性を重んじ、少人数教育を守り抜くこと。高度な英語教育 を実践し、英語教員を養成するとともに社会における女性の進路を開くこと。高い専門性と豊かな教養を身につけた完ったき女性(all-round women)を育てること。
 そして、これらの理念は、いま津田塾大学がめざす教育-「21世紀の複雑で多様なニーズに対応すべく、グローバルに、そしてローカルに、勇気・情熱・志をもって世界を拓き、社会に貢献する女性の育成」にも生きている。現代の教育の柱となるのは、リベラルアーツに裏打ちされた、オールラウンドな人間としての力、世界に向けて知を発信する力、国際的に活躍・行動するための英語力とコミュニケーション能力、生涯を通して学ぶ姿勢である。

女子大学で学ぶ意義
 これらのなかに、女性が女子大学で学ぶ意義は示されているだろうか?女子大学の意義として挙げられることの多いのは、企画力、組織力リーダーシップの育成である。男性のいないキャンパスで、本来、男性が果たすと社会でみなされていた種々の役割を女性が果たさなければならないことが、リーダーシップの育成に結びつく重要な要因であった。共学の大学においては、セミナーなどの場で女子学生が意見を述べると、「女らしくない」「可愛げがない」といった印象を与えるとか、女性は補助的な役割を果たすことが期待されていると認識し、自然にその役割を引き受けるため、リーダーシップをとる機会が少ない。したがって、リーダーシップ育成には女子大学がふさわしいという論である。しかし、現代の社会では、共学の大学においても女子学生がリーダーシップをとることは珍しくない。 「女らしくない」という表現は差別的であると受け止められるようになった。
 このような状況から、入学者の減少を恐れ、女子大学としてとどまることをやめ、男子学生を受け入れ始めた例もある。しかし、共学制だけが女子大学の生き延びる道とならないことは自明である。新たに入学する男子学生のニーズに合うものが、その大学になければ、男子学生も、その大学を選ぶことはなく、入学者の減少を抑える手段にはなり得ない。学生のニーズという場合、女子学生と男子学生の間で志向に大きな違いがなくなってきているからである。
 日本よりも早く、入学者の減少という現実を経験し、女子大学の存在意義を問わざるを得なかったアメリカでは、すでに1970年代に、女子大学の存在意義を強調する研究が現れた。いわゆる「女性アチーバー研究」である〔例えば、 Elizabeth M. Tidball, "Women's Colleges and Women Achievers Revisited," Signs, Vol. 5, No. 3 (Spring, 1980) 〕。大学を卒業した女性を対象にその出身大学を調査した結果、女子大学は、共学大学の約2倍にあたる数の各界で優れた業績を残す女性を輩出しているという数字も示されている。女子大学のアチーバー輩出率が高い理由として、この分野の研究者は、女子大学に通った女性が特別な才能の持ち主であったというよりは、女子大学という場で醸成された力を持つせいであろうと論じたのである。
 また、女子大学においては、共学大学に比べ、女性の教職員が影響力のある地位についている、つまり意思決定により多くの女性が参画している、と論じる研究もある。その結果、女子大学では学生にとってロールモデルとなる女性が共学大学よりも多く存在するというわけである〔Women's College Coalition, A Study of the Learning Environment of Women's Colleges (Washington,DC: Women's College Coalition, 1981.) 〕。
                                            

女子大学のエンパワーメント
 長い伝続を誇る女子大学ミルズ・カレッジ(カリフォルニア州オークランド市)が1990年に経験した問題は、女子大学の存在意義を論じる際の興味深い例である。学生数の減少のため高い教育水準を維持できなくなったとして同大学の理事会が男子学生の入学を認める決定をしたのであるが、同窓会の猛反対に加えて、学生がストライキをして抵抗した結果、理事会は決定を撤回した。共学制への移行を覆した、この行動を、ラトガース大学の女子大学であるダグラス・カレッジ学長メアリ・ハートマンは次のように評した。ミルズ・カレッジの女子学生は、 「女子大学の役割が女性のエンパワーメントにあること、つまり、女性を教育の使命の中心におくことで女性に力を与えるのだということを世界に示した」のだと。 〔"Mills students Provided Eloquent Testimony, Chronicle of Higher Education (July 5, 1990.) 〕 女子大学存在の意義は女性のエンパワーメン トにあるとの論である。ミルズ・カレッジは女性にとって重要な選択肢として女子大学として残ることになった。 「ミルズ・カレッジの学生のストライキは、女性にとって女子大学も教育的な価値ある選択肢の一つだと主張するためのストライキだった。ミルズカレッジの学生の勝利は教育的多様性を尊ぶすべての人々の勝利であった。」 (同)
 女子大学は、多様性が尊重される社会においての選択肢の一つとして重要である。ただし、選択を左右するのは、その大学が女性だけを対象としているか否かではなく、その大学が自分の求めるものを提供してくれるか否かであるべきだが。多様性が重要な価値として認められる新しい時代に、女性も含め、人々は多様な情報が交錯する社会において、独自の価値観に基づいて判断を下し、自らの人生を切り拓いていかなければならない。また、多様性が重視される社会では、自分とは異なる価値観を理解し、異質のものと共生する柔軟な姿勢を持つことが必要となる。そのような多様性を作る一つの要素が女子大学であると考えられないだろうか。

おわりに-女子大学のフロンティア
 多様性を重んじる社会において女性にとって重要な選択肢である女子大学が、今後どの方向に発展していくことになるのだろうか。教育における男性のニーズと女性のニーズの違いが小さくなってきているとする一方で、女性を対象としての改革を論じることは矛盾しているかに見えるが、最近の改革の動向としては;次のようなものが試されつつあると思われる。
 (1)女性は生涯学習の意欲が強いといわれるが、統計的にも社会に出てから再び教育を受ける機会を求める者が多い。今後、18歳人口の減少で、受験生獲得のために開拓すべきは社会人であるという考えは一般的であるが;とくに女子大学は幅広い層の女性を受け入れる場として望ましいと考えられる。たとえば、週末や夕刻にコースを提供するといった変則的な形で生涯教育を提供することは、育児などで休止していた(キャリアアップを望む女性にとってはよい教育の機会となる。津田塾大学の建学の精神には「生涯を通して学ぶ姿勢」の重要性が示されているが、これは、とくに女性の特性と結びついたものといえるかもしれない。
 (2)コンソーシアムなどの形での他大学との連携は、女子大学の特性を生かしつつ、共学や総合大学での教育環境も提供でき、ニーズを満たすことができる。共学大学コロンビア大学の女子大学であるバーナード・カレッジ学長ジュデイス・シャビロは、女子学生の質問-「バーナード大学とコロンビア大学のどちらかを選ぼうとする際に、あえてバーナードを選ぶ理由は何でしょう?コロンビアが提供するものはこんなに豊かなのに。」 -を想定して、次のように答えたといわれる。 「それとは正反対の問い方ができるでしょう。どうして女子大学のきめ細かいサポートと大きな大学の提供できるものを組み合わせないのでしょうか?なぜバーナードを選ばないのですか?」〔"What's So Great about Co-Education? "New York Newsday (June 23, 1994.)〕 共学や総合大学との連携を保ちつつも女子大学であり続けることで、共学の環境で得られるものとは異なった、あるいはより豊かな教育を提供できるという考え方は、日本における女子大学のフロンティアにもあてはまるだろう。

 ※『現在の高等教育』 No.487 (2007年1月 民主教育協会(IDE)発行)に寄稿したものを、民主教育協会の許諾を得て掲載しました。

2007/01/13(土)

EUIJ国際会議開会挨拶・協定書調印式

 EUIJ国際会議が開催され、会議開催の冒頭で挨拶をいたしました。その後午前10時よりイヴ・メニイEUI学長とEUIJ加盟大学学長による協定書の調印式に出席。協定書に署名をいたしました。


EUIJ国際会議とEUIとの協定書調印についての詳細はこちらをごらんください。


会議冒頭での挨拶
会議冒頭での挨拶

会場は全国からの参加者で盛況でした
全国からの参加者で盛況でした

調印式の様子
調印式の様子

調印の前に挨拶
調印の前に挨拶

協定書へ署名
協定書へ署名

調印式に出席した皆様と
調印式に出席した皆様と

国際会議の関係者の方々と記念撮影
国際会議の関係者の方々と記念撮影

懇親会冒頭での挨拶
懇親会冒頭での挨拶

懇親会でも活発な意見交換がなされました
懇親会でも活発な意見交換がなされました

2007/01/12(金)

EUIJ関係者と面会

 翌13日に津田塾大学で開催予定の「EUIJ国際会議」のために来校された関係者の皆さまと面会し、懇親のひとときを持ちました。

2007/01/10(水)

東京女子大学学長、神戸女学院大学学長との座談会

 東京女子大学学長 湊晶子先生、神戸女学院大学学長 川合真一郎先生と座談会を行いました。この座談会の内容は、後日プレジデント社より書籍として出版される予定です。

2007/01/09(火)

日本私立大学連盟 理事会・新年交歓会

 日本私立大学連盟 理事会・新年交歓会に出席。

一橋大学山内副学長と面会

 一橋大学山内進副学長が本学を表敬訪問されました。EU代表部によるEUIJ監査結果報告を伺い、EUIJの活動についての意見交換を行いました。