学内が新緑の季節を迎えました。カエデ、ブナ、コナラなどの柔らかな緑が学内いっぱいにあふれています。また、八重桜、サツキ、ツツジなどの花も彩りを添えています。1年で緑が一番美しい季節です。
![]() グラウンドから視聴覚センターへ続く小径 |
新入生オリエンテーション行事のひとつ、「お茶の会」に小倉学長補佐、大槻学長補佐、高橋学長補佐とともに出席し、新入生の皆さんと交流のひとときを持ちました。
![]() 新入生に挨拶をする飯野学長 |
![]() お茶の会は中庭で開催されます |
![]() 新入生と談笑 |
![]() 教員と学生の距離の近さが津田塾の大きな特長です |
新たな希望を胸に津田塾大学に入学された新入生の皆さんへ式辞を述べました。
入学式での式辞は本ホームページで動画でご覧いただくことができます。
![]() 入学式開始前の様子 |
![]() 雨模様でしたが新入生の顔は晴れ晴れとしていました |
![]() 入学式会場の様子 |
![]() 式辞を述べる飯野学長 |
キャンパスでの「出会い」と育まれる「信頼感」
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ご入学おめでとうございます。本日、学部646人、大学院24人の新入生の皆さん―これから津田塾大学の歴史に新しいページを加える「新しい仲間」―をお迎えし、 教職員および在校生一同、大変うれしく、誇らしく、思っております。
入学という目標を達成なさった皆さんの次なる夢の追求が、今日から始まります。本学の卒業生は、世界を舞台にして活躍し、その社会への貢献は、多くの分野で高く評価されていますが、皆さんは、 その輝かしい先輩の列に続くことになるのです。今日が、その始まりです。
その始まりのときに、本学の教育がめざすものと、その基盤である歴史、伝統、理念をお話しいたします。本学がめざしている教育は、「21世紀の複雑で多様なニーズに対応すべく、グローバルに、
そしてローカルに、勇気、情熱、志をもって世界を拓き、社会に貢献する女性の育成」です。そして、その教育の柱は4つあります。
1.リベラルアーツに裏打ちされた、オールラウンドな人間力
2.世界に向けての知の発信力
3.国際的に活躍・行動するための英語力とコミュニケーション能力
4.生涯を通して学び続ける姿勢
皆さんにこれらの力を得ていただくことは、本学の前身である女子英学塾を1900年に創設された津田梅子先生の教育理念を現代に生かすことなのです。
具体例を挙げましょう。皆さんが英語を自分のものにする努力を、私どもは応援いたします。「英語の津田」と呼ばれる本学の評価をいっそう高めるような英語教育を展開する 任を、私どもは負っていると考えております。また、皆さんに高度な専門教育を身につけていただくことも、めざしています。資格をもった高度専門職業人の育成は本学の建学以来の 重要な伝統です。
しかし、英語や高度な専門知識を身につけることの重要性は、社会に出て「即戦力」になるからというだけではないと、私どもは考えております。言語を習得することで思想や 文化を学び、視野を広げることが可能になる、また、専門分野の学問を通して、ものの見方や考え方を学ぶ、それこそが重要なのです。
最近の社会は、グローバル化・多様化が進み、ますます複雑になり、急速に変化しています。そのような状況において求められる資質は、津田先生の期待された、 広い視野をもって自主的に考え行動することのできるall-round womanとしての力です。これこそ本学のめざすリベラルアーツ教育が育む力であり、卒業生が「津田スピリット」 とよぶ資質のひとつなのです。皆さんが、本学での教育を通して、多様な価値観がぶつかり合い急速に変化する社会においても活躍できる強靱な精神力、たしかな判断力、 しなやかな適応力、大胆に発想の転換ができる力を持つ人になってくださることを願っております。
本学の教育をふり返る卒業生の記録はたくさんありますが、大庭みな子氏(1953年卒)は、とくに印象的だったものとして「信頼感」をあげておられます。「塾のキャンパスには・・・ 人と人の間に育つものこそが人生の大きな愉しみであるといった気風があった。それは・・・大きい学校では決して得られない個人の息遣いといったものだ。個人の人格を見据え、 自分の力で判断する津田風の約束に従っている者同士の信頼感である」。
そして重要なのは「出会い」です。歴史家、入江昭氏は「出会いが歴史を作る」と書いておられますが、上の引用にある大庭氏が感じられた「信頼感」は、本学のこのキャンパスでの 「出会い」から生まれたのです。そんな「出会い」を生み、「信頼感」を育てる力が、ここにはあるのだといえるでしょう。それは、熱意ある教員、職員、そして在学生が一緒になって 作り出しているものなのです。
皆さんは、これから本学での生活において様々な経験をなさるでしょうが、その経験の中には、将来に続く「出会い」が必ずあります。熱心な教員や職員との出会い。 切磋琢磨する友人との出会い。感動的な体験との出会い。その「出会い」から成長の糧を得てください。「信頼感」を育ててください。「生涯、学び続ける姿勢」を身につけてください。
たとえ失敗や挫折を経験なさることがあっても、目標を失わず、夢を捨てることなく、勇気、情熱、志をもって前進してください。津田塾大学は皆さんの努力を支えます。 皆さんの夢の実現を応援いたします。
今日ここで始まる、本学での学生生活が有意義で実り多いものとなりますよう、そして、これからの人生のなかで、ご自分にとってかけがえのない意味をもつ経験だったと 思い出していただけるものになりますよう、お祈りして、式辞といたします。
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| Windows Media Player | 回線速度の遅い方(37k) / | 回線速度の速い方(370k) |
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入学式に続いて行われた新入生歓迎礼拝に出席。
今年は、ノートルダム清心学園理事長の渡辺和子先生から新入生に向けてのメッセージをいただきました。
渡辺先生の「愛をこめて生きる」は、しみじみ心に残る話でした。小さな仕事でも真心-愛-を込めて、
することで有意義なものになる、という教えは、新たなスタート地点にいる新入生にふさわしいと同時に、私自身にも考える材料を与えてくれました。
![]() 新入生に語りかける渡辺和子先生 |
新入生の父母の皆様へ、津田塾大学の歴史、教育の理念などについての説明とご挨拶をいたしました。雨天にもかかわらず、約500名ものご父母の皆様にご参加いただき、本学の教育への関心の強さを感じました。 また、当初予定していた会場が定員いっぱいとなったため、急遽他の教室に放送するなどいたしました。
当日は、小倉充夫学長補佐より津田塾大学の学びの特長と、数学科、情報科学科の新設、メディアスタディーズ・コースの設置について、「特色GP」への取り組み、EUコンソーシアムなど教学面での説明がありました。丹羽敏雄学生委員長からは留学制度など学生の生活支援について、池田一彦学生生活課長からは、津田塾大学の大きな特長の一つである進路支援の充実および就職の良さなどについての説明がありました。
大学の近況の説明の後には、本学の歴史を綴ったドキュメンタリー映画『夢は時をこえて-津田梅子が紡いだ絆』を上映しました。
![]() 大学の歴史について解説をする飯野学長 |
![]() 会場が満員となったため、急遽テレビカメラで他の教室に放送をしました |
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