第27回数学史シンポジウム
宮川幸隆 双曲多項式の性質(3) pp.1-6
飯高茂 オイラー関数とオイラー完全数 pp.7-24
大熊徳明 戦後高校数学教育史 pp.25-29
田中紀子 Paul Levy の自叙伝的な手記 pp.30-38
堀井政信 Quelque problems fameux enfin resolus...et les autres pp.39-49
平井武 Schur の３論文[S51],[S52],[S53]とWeylの論文[W61]について pp.50-67
井ノ口順一 １９世紀の微分幾何 - 曲面の理論 - pp.68-80
鈴木真治 Halo Notation の由来 Cajoriが書かなかった数学記号の歴史 pp.81-117
但馬亨 デカルト数学断片集の執筆時期ならびに卵形線に代表される屈折光学問題 pp.118-131
鈴木武雄 東北帝国大学と和算史研究VI《平山諦と和算(1)》 pp.132-147
石橋誠 From Weitzenbock identity to generalized Lichnerowicz Formula on the square of Dirac operator pp.148-169
川崎敏治 LEBESGUE積分とDENJOY積分の間に在る幾つかの積分について pp.170-189
佐野茂 佐藤スクールとHyperfunction -表現論への応用- pp.190-199
田沼晴彦 円の大きさの発見 1654年 ホイヘンスによる円周率の計算 pp.200-212
難波完爾 楕円位数多項式の有限フーリエ変換と対称巡回対合 pp.213-233
赤堀庸子 デデキントの生涯 （２） pp.234-243
保坂秀正 Γ.Π.マトヴィエフスカヤ著 『中世・西アジアの数についての研究』の紹介 pp.285-303